日本科学未来館

温泉の帰りに寄ってみる。ここも初めて。
企画展で、脳の展示をしてるので、900円出して見る。いろんな動物の脳の標本がある。人間のも。大きさでは、ゾウとかクジラのも大きいんだけど、人間のが一番シワが複雑な感じがした。3枚の膜で覆われてるし、脳を大事にする動物なんだね、うちらって。
脳の起源は、ミミズみたいな生物で、口から、体の筋肉までが、神経で繋がってるだけ。口に当たった食べ物を体内に送り込む、それくらいしかしないらしい。オレも休日にぐうたらしてるときは、それに近いものがあるな。
あとは、五感と動作の関係とか、よくわからん。記憶や情動に至っては、まだ研究も進んでないみたい。脳のどの場所が働いてるかしかわかってないみたい。
脳を見終わって、通常展示を見る。ロボット、ナノテク、情報通信、ゲノム、宇宙開発などの展示がある。面白かったのは、ナノテクと宇宙開発。
ナノテクでは、半導体の高集積化、高速化の過程が良くわかる。
宇宙開発では、国際宇宙ステーション(ISS)の居住棟の模型がぁって、中に入れる。なんか、データセンターみたいな雰囲気。ここに1年も滞在するのは大変そうだけど、だんだん拡張していくのは夢のある話だ。
情報通信はオレの専門なんだけど、いまいち夢がないなぁ。技術革新が早過ぎて、夢を思い描けないのかもしれない。ここの展示、子供たちはゲームとしか思ってないよ。
で、まぁ2時間くらいいて、帰る。