バベル

泳ぎ終わって、映画見た。渋東シネタワーで16時40分の回。泳ぐ前に券買っておいたからね。
言葉が通じない、耳が聞こえない、とか、コミュニケーションをとりにくくする原因はいろいろあるが、一番の原因はお互いの「価値観の違い」なんだな。それも、コミュニケーションをとるその一瞬の価値観の違い。お互いの、今まさに気になってることの違い、と言ったほうがわかりやすい。お互い同じ空間に居たとしても、気になってることは違っていて、それに気づかず話したり、聞いたりするから、すれ違っちゃう。コミュニケーションできてない。
コミュニケーションとは、Aさんの頭の中の考えや気持ちが、Bさんの頭の中に再現されることを言うんだろうけど、Bさんの頭の中がどうなったかなんて、Aさんには直接確認する方法がないので、たとえBさんが「わかった」って言ったとしても、コミュニケーションが成立したとはいえない。Bさんが、Aさんの言ったことを頭で理解して、「あなたの言いたかったことは、これこれこういうこと?」って確認して、Aさんが「そうだよ」って言ったとしても、それでコミュニケーションが成立したっていえるのか? その後のBさんの行動まで確認しなければ・・・
なんだかわかんなくなってきたので、この議論はおしまい。
やべぇ、終わってから思い出したんだけど、小松彩夏さんがどこに出てるか探すの、すっかり忘れてた。それだけ引き込まれる映画、ってことだね。