新国立劇場オペラ「ニュルンベルクのマイスタージンガー」

2005年9月23日の公演を見てきた。CMなどでも有名な前奏曲が始まると、なぜか感激してしまい、泣きそうになった。オーケストラの生演奏を聴くのは、もう10年ぶりぐらいだし、クラシックの声楽曲も久しく生では聴いてなく、旧知の友に再会したような想いだ。
オペラを生で見るのは初めてで、批評などとても出来たものではないが、一応、自分の感想をメモっておく。公演は10月2日までなので、ネタバレを嫌う方は読まないでいただきたい。
この日、良かったと自分が思った歌手を挙げると・・・、Anja Harteros(ソプラノ、エーファ役)、Martin Gantner(バリトンベックメッサー役)、Hans Tschammer(バス、ポーグナー役)、吉田浩之(テノール、ダーヴィット役)、Peter Weber(バリトン、ザックス役)。
ステージセットは、非常にシンプルで抽象的な感じ。凝ったセットを期待していたので、拍子抜けだったが、まあ、こういうのもアリかな。
合唱をする徒弟の方々の演技が、ちょっと雑な感じを受けた。街の賑わいを表現してるので良いのかもしれんが。
自分の辛口感想は以上。
このオペラは、リヒャルト・ワーグナー作曲で、初演は1868年。タイトルを日本語にすると、「ニュルンベルク(ドイツ南部の古い都市)の歌の師匠」といったとこか。ストーリーは、歌の師匠たちが、地元の名士の娘との結婚を賭けて、歌で競い合う、といった感じ。全3幕あり、総演奏時間は4時間半ぐらいの長〜いオペラだ。
今度はミュージカル見に行きたいな〜♪ オペラ座の怪人を。でも節約するんだった・・・庶盆。